暴飲暴食をしているわけではなく、以前と同じように食べているのにお腹がぽっこりするようになった・・・。年齢を重ねていくことで体はいろいろな変化が起こり、その解消方法も年齢によって最適な方法が異なります。
50代のぽっこりお腹に最も注目のダイエット方法とは?TVでも紹介された今、話題の「玉ねぎヨーグルトダイエット」についてご紹介します。
目次
TVで紹介していた 超簡単ぽっこりお腹のダイエット食材はこれでした
50代のぽっこりお腹をすっきりさせる方法として、紹介されたのが「玉ねぎヨーグルト」です。きつい運動もいらない、手軽に手に入る食材でダイエットできるとなれば、是非試してみたいですよね。
超簡単ぽっこりお腹の解消のための食材は、わずか3種類。
・玉ねぎ
・ヨーグルト(無糖)
・塩
たったこれだけです。
ヨーグルトはカロリーを抑え、味を整えるためにも「無糖」を使用します。また、ビフィズス菌が含まれたヨーグルトを使用すれば、腸の善玉菌を増やし、便秘の解消や体に必要な栄養の吸収を正常にする働きがプラスされるので是非活用してください。いつの間にか便秘体質になっている50代には嬉しい恩恵になります。
玉ねぎヨーグルトダイエットとは
ダイエットというと、食事制限や運動、特別な専用食品を使用したり・・・プランを立てるだけで面倒だったり、普段の生活費以上の支出が増えてしまうというイメージがありませんか?
玉ねぎヨーグルトダイエットは、特別な買い物も不要、時間や費用がほとんどかからない、嬉しい方法です。毎日の食事制限や面倒なカロリー計算は一切行いません。
ジムに通ったりウォーキングやランニングなどで体を動かす時間をとる必要もありません。年齢的に膝や腰に不安を抱える50代、体重が減少する程の運動と聞くと、ちょっとためらってしまいます。
日々の生活習慣をいきなり変えなくてよいのです。ただ、毎日50g(スプーン2杯程度)の玉ねぎヨーグルトを「食べるだけ」。身近なスーパーやコンビニでも手に入る食材で、無理な量を摂取することなく、ぽっこりお腹の解消に挑戦できます。これなら仕事や家事で忙しい方でも、いますぐ始められるのではないでしょうか。
やせ菌とは
玉ねぎヨーグルトでは具体的に体にどのような期待できるのでしょうか。ヨーグルト単体でも、栄養摂取やダイエットに期待できると言われています。特にダイエットの大敵となる便秘の解消にも役立つ「ビフィズス菌」が含まれているものであればなおさらですね。
このビフィズス菌が大きなポイントです。もちろんこれだけでも体内で嬉しい働きをするのですが、玉ねぎに含まれている「イヌリン」という成分が、このビフィズス菌に作用し「短鎖脂肪酸」が生まれます。玉ねぎヨーグルトがダイエットにつながるというのは、この短鎖脂肪酸によるものです。
短鎖脂肪酸は、「やせ菌」とも言われ、体内で「痩せるための働き」をします。
その働きは大きく分けると以下に挙げる4つになります。
・腸の働きを活発化させます
これは先の便秘解消にも役立ち、体内の老廃物を体外に排出するほか、体に必要な栄養素をしっかりと腸から取り込むことができるようになります。
便秘はぽっこりお腹の原因でもありますし、老廃物が体の中で停滞すると、これが出口を探して再度血液中に取り込まれ毛穴などから排出されることにより、肌荒れや体臭の原因にもなってしまいます。ダイエットにも健康・美容のためにも腸の働きの活発化は欠かせません。
・代謝を上げる働きがあります
年齢とともに低下する代謝。20代と50代では、同じような食事・生活をしていたとしても、代謝は大きく異なります。代謝が下がると体が消費するエネルギーも少なくなってしまうため、食べた物が消費されず、体の中に蓄えられてしまいます。代謝を上げることによって体の消費カロリーをアップし、食べたものを燃焼しやすい体作りをすすめられます。
・脂肪の吸収を抑える働きも期待できます
ぽっこりお腹が何でできているのか・・・もちろん、脂肪ですよね。
ぽっこりお腹の元である脂肪の吸収を抑えることで、ぽっこりお腹ができにくくなるという期待できます。
・食欲を抑える効能です
生命の維持に欠かせない食事ですが、体が必要とする以上に食べてしまうと、ぽっこりお腹だけでなく体の不調や病気の原因にもなりかねません。食欲のままに食べてしまうのは、危険です。
なかなか自分自身でコントロールしにくい「食欲」ですが、玉ねぎヨーグルトにはこの食欲を抑えると言われています。これによって自然と食べ過ぎになることが減り、体にとってベストな食事量に落ち着いてくることが期待できます。
玉ねぎヨーグルトが生む「やせ菌」が、50代のぽっこりお腹ダイエットに期待できるでことがわかります。
玉ねぎヨーグルトの作り方、食べ方
前述の通りたった3つの材料で作ることができる玉ねぎヨーグルトのレシピをご紹介します。
一度に大量に作りたいところですが、2、3日で食べ切れる量をこまめに作った方が効果的と言われています。
パックのヨーグルトの約半量である200gでの作りやすい分量で示します。
・ヨーグルト(無糖・ビフィズス菌が強化されていると尚良い)・・・200g
・玉ねぎ・・・100g(中サイズ1/2程度)
・塩・・・小さじ1/2
・作り方
1.玉ねぎを薄くスライスして、30分ほど放置する。
※玉ねぎ独特の辛味成分を飛ばします。
2.材料をすべて混ぜ合わせる。
普段料理をしない!という方でも簡単に作れてしまいます。
作り方
1.にある玉ねぎの辛味成分を飛ばすための工程ですが、小さなボウルなどにいれず、お皿などに広げて玉ねぎ全体が空気に触れるようにして置きます。
玉ねぎの辛味が苦手、という方は、放置時間を長めに取ってみてください。
ただし、水にさらして辛味成分をとるというのはNGです。玉ねぎを水にさらしてしまうことで必要成分が落ちてしまうので、必ず空気にさらす方法で辛味成分を飛ばしてください。
保管は通常のヨーグルト同様、冷蔵庫で保管します。
・食べ方
1日に50g(スプーン2杯程度)を食べます。
ヨーグルトと玉ねぎを一緒に食べてください。
作ってすぐに食べることもできますが、辛味成分が気になるという方は、丸1日冷蔵庫に寝かせることで、ほとんど辛味がなくなり食べやすくなります。
(使用する玉ねぎによって辛味や辛味が飛ぶ時間が異なります。上記の寝かす時間はあくまで目安です。)
食べきってしまう日に翌日からの分を作る、というサイクルで作り置きすると良いでしょう。
プロが教える玉ねぎヨーグルトのアレンジレシピ「得損ダイエットで放送」
効果をアップさせる冷蔵庫にある食材
玉ねぎヨーグルトはもちろんこのままでも50代のぽっこりお腹を改善するダイエットに期待できますが、さらなる効果を求める方は、ある食材を追加するのもおすすめです。
その食材は、納豆。
1食分1パック(およそ50g)に、1日に食べる玉ねぎヨーグルト50gをかけ、混ぜて食べます。
味を整えるためマヨネーズを少し加えてもOKです。
それでもヨーグルトに納豆を入れる勇気がわかない方は別々の器で食べてはいかがでしょうか?
納豆を加える理由は?
玉ねぎヨーグルトがダイエットに効くポイントに、やせ菌を生み出すために必要なビフィズス菌とイヌリンがありました。実はこのイヌリンと同じくやせ菌を生み出すことができる「ムチン」と呼ばれる成分が納豆に含まれているため、玉ねぎヨーグルトを納豆に加えることによって、より効果的にやせ菌のパワーを取り入れることができるようになるのです。
納豆は、冷蔵庫に常備している家庭も多いのではないでしょうか。日持ちもする手に入れやすい食材なので、是非試してみてください。
やっちゃいけない玉ねぎヨーグルトのレシピ
玉ねぎヨーグルトは、玉ねぎサラダのような感覚で食べることができ、スプーン2杯程度と摂取量も少ないため無理なく続けられます。先の納豆を加える方法などで味にバリエーションを付けても良いですね。
実は玉ねぎヨーグルトは、加熱しすぎなければ食事にプラスして食べてもOKです。しかし大切な働きが「菌」にあるので、加熱すると効果が減少してしまう可能性があるため、「かけて食べる」という方法がベストです。
辛味をとばした玉ねぎやヨーグルトは、料理の味をまろやかにします。そのため、カレーなど香辛料のきいた煮込み料理にかけて食べるのもおすすめです。
(ただし、カレーを煮込む際に玉ねぎヨーグルトを加えると、加熱しすぎて効果を減少させてしまうため、出来上がったカレーにかけて混ぜて食べる方法がおすすめです。)
洋食屋さんのタルタルソースの要領で揚げ物のソース代わりにしてもおいしくいただけます。ヨーグルトが油をさっぱりとさせてくれます。もちろん、生野菜サラダにドレッシング代わりに使用することで、普段使用しているドレッシングに含まれる油などを摂らずに済む分一石二鳥のダイエットも期待できます。
50代に嬉しい便秘解消にも期待が
やせ菌が保つ効果で紹介したとおり、便秘解消にも期待できるのがこの玉ねぎヨーグルトです。
50代に入り、なんとなく便秘がちになってしまった・・・そんな方は是非玉ねぎヨーグルトで、ダイエットとともに便秘解消も目指してみてください。男性・女性問わず期待できるので、家族やご夫婦で一緒に初めて見るのも良いですね。